パナソニック17−17東芝 TLリーグ戦史上最多20,138人の前で激闘ドロー | ラグビージャパン365

パナソニック17−17東芝 TLリーグ戦史上最多20,138人の前で激闘ドロー

2015/12/13

文●大友信彦


12月12日、トップリーグ第1ステージ第5節で、3連覇を目指す王者パナソニックと、最多5度の優勝を誇る東芝というライバル同士が秩父宮で対決した。パナソニックは前節まで4戦全勝勝点20でA組首位。東芝はNTTコムに敗れ3勝1敗勝点15で3位。

この日の秩父宮は、第1試合でワールドカップ日本代表に最多6人を送り出したサントリーと、日本代表の核弾頭アマナキ・レレイマフィを擁するNTTコムが対戦し、第2試合が、こちらもワールドカップ日本代表を多数擁するパナソニックと東芝のライバル対決。秩父宮ラグビー場には、日本ラグビー協会が観客の実数発表を始めた2004年度以降、リーグ戦では史上最多となる20,138人の大観衆が詰めかけた。

児玉のトップリーグ初トライでパナソニックが先制

児玉のトップリーグ初トライでパナソニックが先制

試合は前半4分、自陣に攻め込まれたパナソニックがNo8ホラニ龍コリニアシの怪力ジャッカルからすぐにカウンターアタック。右WTB北川智規の快走から、CTB林泰基のキックパスをドンピシャで捕球したのが左WTB児玉健太郎。児玉はカバーディフェンスに来た東芝FBステインのタックルもかわし、トップリーグ初トライを決める。

前半26分、ラインアウトモールから東芝FL山本紘史がトライを決める

前半26分、ラインアウトモールから東芝FL山本紘史がトライを決める

対する東芝も10分にFBステインがPGを返し、28分にはラインアウトモールを押し込み、サイドに持ち出したFL山本紘史が逆転トライ。SH小川高廣のコンバージョンも決まり10-7と逆転する。

逆転されたパナソニックも、粘り強く反撃。前半の最後には、ホーンが鳴った後も自陣からじわじわとフェイズを重ねてアタックを継続。ロスタイムの43分に相手陣でPKを獲得し、SOベリック・バーンズがPGを成功。10-10の同点で折り返す。

 

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